はじめに
皆さんこんにちは!
このコラムでは、新入社員である私が入社してから出会った、建設業界ならではの用語についてご紹介させていただきます! 第2回目である今回は“ガラ”についてご紹介します。
ガラって何?
さっそくですが、皆さんは“ガラ”という言葉に耳馴染みはありますか?
建設業界に携わったことがある方は日常的に耳にする言葉ですが、そうでない方は普段聞くことがない言葉かもしれません。
実際、私も入社して初めてこの言葉を聞いたときに何のことを言っているのか全く分かりませんでした。
ガラとは解体工事などの際に発生する、コンクリートやアスファルトを砕いたもののことで、いわゆる産業廃棄物と呼ばれるものです。
ちなみに、コンクリートのガラの場合、そのままコンクリートガラと呼んだり略してコンガラと呼ばれたりします。
ガラは何に分類されるの?
そんなガラですが、産業廃棄物の種類の項目にガラという項目はありません。
え、どういうこと?じゃあガラって一体何なの?と思いますよね。
日本産業廃棄物処理振興センターさんによると、実はガラは“がれき類”という項目に分類されるそうなんです!
上の図にまとめているのが、がれき類の具体例です。
コンクリートガラやアスファルトガラだけでなく、瓦やレンガ、タイルなどもがれき類に含まれているんですね!
ガラの処理について
最後に、ガラを処理する際に気を付けておきたいポイントについてお話しします!
先ほど紹介したように、ガラはがれき類に分類されます。
そのため、処理する際にガラ以外のがれき類と一緒に処理すればいいだろうと思う方もいらっしゃると思います。
ですが、コンガラやアスガラは産業廃棄物の中でリサイクル率が非常に高いため、
コンガラだけ、アスガラだけで搬出したほうが処理にかかるコストを抑えることができます!
もちろんコンガラに装飾のタイルが付いていたり、コンガラと鉄筋が一緒になったりしている場合はコンガラとして処理することができないので搬出の際には注意が必要です。
正栄組では廃棄物の運搬処分も承っておりますので、ご相談お待ちしています!